「え?そのまま塗るんでしょ?」外壁を塗り替えるとき、写真のような
「壁に付いた配線類をどのように塗るのか」気に留めている方はいらっしゃいますか?
いつの間にやら家のアチコチに張り巡らされた電気メーターの配線やテレビのアンテナ線、BSアンテナ
にセンサーライトにドアホンなどetc...このまま外壁にピッタリ張り付いているこれらの配線を塗
装すると、壁と配線がくっついてしまって取れなくなるかもしれません。
コレでイチバン困ってしまうのが、何かのリフォームで配線を取り外さなくてはいけないとき。無理に取
ろうとすれば、せっかく壁に密着してる塗料が剥げてしまったり跡が残ったりと、大変見苦しい状態にな
ってしまいます。
配線たちはプラスのネジで固定されているのですが、塗装でねじ穴を埋めてしまわないための工夫が必要
です。配線を壁からわずかに離した状態で固定し、ネジの頭はテープで養生してから壁の下地処理に入り
ます。仕上げ塗装が終わって塗膜が落ち着いてから配線を元に戻して完成です。
やはり壁をキレイにする以上、次の塗り替えまではなるべくきれいな状態で有って欲しいと思います。ぱ
っと見では何をしたのかも分かりませんが、10年のあいだに配線を取り替えることがあったとき、跡が
残らない仕上がりを喜んで頂けると思います。