屋根の先端を囲っている板で、破風(鼻隠し)です。軒天井や屋根の中に風を入れないようにする
役目があります。写真での作業は下地処理の二回目。下塗塗料のメーカー標準仕様では1回塗り
になっていますが、それでは美観的によくありません。塗り替えでは古い塗装の膜が剥がれたと
ころもあり、状態のよいところとの「肌質」に大きく差が出ています。これはたとえ仕上げ塗り
で計3回塗っても、ツヤの差として出てしまうのでよろしくありません。そこで剥がれた部分は
下塗り塗料で拾い塗りをし、「肌質」を整えてから仕上げ塗りします。これを行うと、全体的に
ツルッとした美しい塗装面になります。