梅雨もまだ始まったばかりでアレですが、今年は雨と晴れがキッチリ別れてて良いですね。
雨が降ったら休んで晴れの日はお仕事で、という感じで塗装工事は順調に進んでおります。
ということで「雨降り」といえば「雨もり」です。...ありませんか?雨もり。
「別にそんな古い家でもないし、令和にもなって雨もりなんてあり得ないって(笑)」
んーでもそんな事ないですよ。今年はもう3件ありました。雨漏りって意外にあるんです。
はやく!!台風シーズンが来る前に屋根を塗り替えなきゃ!!!
「室内の窓の上から雨漏りがしてくる」との事でお伺いしました。なぜかお客様はお急ぎで
「屋根の塗り替え」を希望されているのですが、一番心配されているのは「雨漏り」です。
「前の雨漏りのときにペンキ屋さんが勧めてくれて、それで塗り替えたのよ。」
雨漏りの対策に「屋根の塗り替え」?
ずいぶん遠回りな事をする業者だなと思ったので、その処置した屋根を見せて頂きました。
特に特殊な塗料を使ってる訳でもなく、コーキングの跡もなし。これはやっぱり普通の塗替
えで、「防水処理」というには少々無理がある?と弊社では判断しました。
雨漏りのするところは庇のない出窓の窓枠上部から。出窓を外から見てみると、壁と出窓の
屋根との境に毛髪ほどの細いスキマが見て取れます。この程度のスキマなら水の浸入は通常
ブロックされるはずなのですが、それでも実際には漏っている。
それならばこのスキマを埋めてしまえば。ということでサッシに打っても目立たない茶系の
変成シリコンコーキングで埋めておきました。これで止まるはずです。
前のブログで雨漏りしやすい構造について説明させて頂いています。壁からの雨漏りという
のは意外に多いので、簡単に修繕できることも多いです。まずは「信用できる業者」を見つ
けることが、より良い修繕につながると思います。