写真は屋根瓦の裏側。瓦と屋根のスキマを埋めている瓦面土(かわらめんど)が落ちてしまいそうです。
瓦面土はホコリや、スズメやネズミ等の小動物の侵入から屋根の素地である野地板(のじいた)を守る
のが役目。面土っていうくらいだから、本来はこのように漆喰を使っていたのでしょうが、最近はプラ
スチック製のものがほとんどです。瓦屋さんに見て頂いたところ「プラ製の面土ではサイズが合わない
ので漆喰で対応したほうが良い」のだそう。自分たちの勝手な思い込みに基づいて施工していたら、危
なく材料を無駄にしてしまう所でした。ちょっとした作業は弊社でおこなう事も多々あるのですが、さ
すがの本職。お願いして正解でした。