今回のコロニアル屋根は「遮熱塗料」で塗装します。遮熱塗料は、夏季には60〜70℃にもなる
屋根の表面の温度を約20℃下げる効果があります。室内環境の改善と屋根材の「反り」からの
保護を兼ねている優れた塗料です。遮熱塗料は密着材を塗った上で2回塗りで仕上げるのですが、
塗料のかぶり(隠ぺい力)が良くないので「1回目の色を変えて2回塗りの見える化」が出来ません。
同じ色しか使えないので、塗り終わると必ず「塗料の余り」が出てしまいます。この余りは次回
のお仕事で同じ色が出たときに使うしかないので、業者にとっては少々不便な塗料でもあります。