インフルエンザが猛威を振るってるようで、なんともう警報レベルだそうです。ウチの子の
学校は今週いっぱい学年閉鎖になってしまいましたし、弊社スタッフのお子さんも感染して
しまいました。
小さな子どもなどは寂しがるのでキッチリと隔離するわけにもいかず、世の親御さまは衛生
管理に大変なご苦労をされていると思います。これ以上の感染が拡がってしまわないよう、
外から帰ってきたら手洗いうがいにマスクに加湿。ぬかりなくお願いいたします。
主に一戸建ての塗り替え工事を施工させて頂いている山本塗装ですが、最近のお宅様という
のはお庭が狭いところも多いですね。ひどい所ですと自分の体を通すだけで精一杯です。
それは、おなかの厚みのせいもありますが(笑)「家とその正面に駐車場を目一杯広く!」
としてしまうと建ぺい率の都合上、どうしても他の部分は狭くなってしまうでしょう。ただ
それでも「通れない」ということにはなりません。
日本では家屋などの大きさは「尺貫法」で表します。寸、尺、間、畳、坪といった単位は、
目にされる事も多いでしょう。これらは「人間の身体の大きさ」を基準にした単位系です。
たとえば手を開いた親指から人差し指の距離が15cmで5寸。その2倍は30cmで10
寸(1尺)、人の身長180cmは6尺(1間)で横幅90cmは3尺、6尺×3尺は1畳
で2畳(6尺×6尺)は1坪、といった具合です。
これらの単位を使って家を建てると、窓やドアノブ、階段の手すりにベッド、それらに人が
座った時、膝で立った時、手を伸ばした時にそれらが丁度良いところにあります。家をつく
るときにはあまりに便利なため、メートル法は建築業界ではいまだに少数派です。
メートル法も何を基準にしているかを調べましたが、あんまり難しいので止めました。静電
気だのガウスだの言われても、学者さんでもないかぎり想像出来ない世界のものだからです。
余談ですが、ゴルフ等でおなじみのヤードポンド法も人間基準の単位だそうで、1ヤードが
3尺、1フットは1尺とのこと。人が直接触れるものは、自身を基準にした方がその大きさ
が分かりやすいのでしょうね。