世の中には色々なタイプの住宅が存在します。住宅のメンテナンスはタイプごとに最適な時期
というものがあって、それぞれに特徴があります。今回弊社ブログでは、それらを数回に分けて
ご紹介していきます。これからお住まいを建てられる方、そしてメンテナンスをお考えの方への
一つの指針として頂ければ幸いに存じます。
※建物の立地によって多少時期に違いが出てきます。目安としてお考え下さい。
4.ガルバリウム鋼板(トタン)外壁
軽さとその耐久性が認められて、最近の戸建て住宅にはよく採用されている金属系の外壁です。
金属系の外壁では全般的に言えることですが、工場での電着塗装は15年ほどで被膜を保護する
と良いでしょう。塗装するには、全体をまんべんなく研磨布などで擦って素地に密着する下地を
造る必要があります。サイディング外壁やモルタル外壁など塗装で下地処理が完了する壁とは違
うので、どうしても面積あたりの単価は高めになってしまうのが唯一の弱点と言えるでしょうか。
どのタイプにも共通して言える最大の工事費の節約法は、仮設足場を掛ける回数をなるべく減ら
してあげることです。各素材が寿命を迎える前の最大公約数を使ってメンテナンスをしてあげる
ことで、10万円以上かかる足場代金の節約になるのです。