家一軒まるごと塗装工事するには
まわりを鉄パイプ状の仮設足場(以降“足場“)
で囲う必要があります。
足場を運ぶトラックを見かけられる事も
あるかと思いますが、あれだけの重量物を
我が家に取り付けることを考えると
不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は塗装工事ならではの足場を
組み立てる段取りと特徴をフカボリします。
目次
〇1週間前
〇塗装工事ならでは
・アルミ製のベランダ
・外まわりの床
・テラス、物置、温室
〇まとめ
.〇一週間前
足場組み立ての一週間前。ご近所様に
日程と諸注意などについてご挨拶します。
足場組立・解体ともに1日で終了しますが
最中、それなりの金属音が鳴ってしまいます。
人によっては大きなストレスにもなるので
一週間前にあらかじめご挨拶しています。
.〇塗装工事ならでは
新築工事の時と違って家のまわりは大事な
生活用具に植栽など、大事なモノだらけです。
塗装工事ではペンキが垂れるので、弊社で
動かせるものは足場の外に移動しておきます。
植栽はなるべく切らずに施工します。
汚れを防ぐシートでおおう事も可能です。
・アルミ製のベランダ
アルミ製のベランダの「床」は下屋根や壁に
密着していることが多いので、確実に塗装する
ために床を一部外すことがあります。そのため
足場の「足」を一時浮かせられる様にします。
・外まわりの床
高圧洗浄のついでに外まわりの床を洗います。
洗いやすいように
足場の「足」はすべて浮かせられる構造です。
・テラス、温室、物置
やむを得ずテラスや温室の上に足場がいる場合
柔らかいところに重さが伝わらない様に
ゴムシートの上にコンパネ(厚めの木の板)
をのせて、その上に一時的に足場を組みます。
組み終わったら「足を浮かせて」完成です。
骨組みそのものが弱い構造のときは
屋根のみ取り外し取付を行うこともあります。
物置は移動が難しいのでテラス等と同じように
養生するか、物置の中空に足場を作ります。
.〇まとめ
塗装工事ならではの足場の特徴を書きましたが
弊社ではもしものための瑕疵保険や、お車の
移動などの注意点も併せてお話しています。
その他の判らないことは都度ご説明しますので
お気軽にご質問くださいませ。