「壁があまりツヤツヤになるのは嫌だ。」
というお客さまが増えました。
確かに昨今の新築住宅では外壁がつや消し
(マット)で仕上げられている事もあり
落ち着いた、ナチュラル、控えめで上品
などの印象がご好評を頂いています。
いままで塗り替えといえば「つや有り」を
選ばれるお客さまが大半でしたが
時代の変化と言えば良いのか、
塗料の高機能化も進み、つや消しでも
良い物が出てきました。
今回は、
累計1700件を超える塗装実績を
持つ弊社山本塗装が
塗料の「つや有り」と「つや消し」
について、深掘りしてみたいと思います。
目次
〇長持ちは「つや有り」「つや消し」?
〇弱溶剤シリコン塗料で「つや消し」
〇元から「つや消し」の塗料。
〇まとめ
.〇長持ちは「つや有り」「つや消し」?
一般的に「つやが無い」とは
「光が拡散して眼に届きづらい」という
状態の事であり、光が拡散するのは
「表面に細かな凹凸が有る」からです。
この凹凸に汚れが取り憑きやすいから
汚れが付きやすくて「つや有りが長持ち」
と言われる訳です。
ただ塗料が高機能化している昨今では
その差は確実に縮まってきています。

ロックペイント「ユメロック」より。サイトにリンクします
.〇弱溶剤シリコン塗料で「つや消し」
シリコン塗料はその名の通りシリコンが
表面に定着するよう造られており、
そのツヤで汚れを付きにくくする塗料です。
これをつや消しにするには
「フラットベース」
と呼ばれる添加剤を使います。
もとから完成している製品に
「混ぜ物」をするのですから当然
「塗料が本来もっている機能は薄まる」
でしょう。
また、完全なつや消しには出来ません。
3分艶(若干のつやが残る)が限度です。

弱溶剤シリコン塗料の3分艶(つや)
ただ建具などの「鉄製品」では現状
密着力の観点から、
「弱溶剤シリコン」の方が安全です。
.〇元から「つや消し」の塗料。
「つや消し」へのニーズが増えた事もあり
つや消し塗料のもつ
「耐候性が低い」「汚れやすい」といった
マイナスイメージを払拭した製品も
発売されています。

艶消しで設計されている塗料たち
これらは最初から「つや消し塗料」として
設計されており、添加物は入ってません。
「汚れにくくて長持ち」
つや消し塗料の概念を変えた製品たちで
窯業サイディングなどに最適です。
.〇まとめ
日当たりや塩害などの「立地条件」の方が
塗料への影響力は強いはずです。
つや有り塗料の「つや」も
結局5年以内で引け始めますし、
外壁のテクスチャ(模様)によっては
「ツヤ」が目立ちにくい事すらあります。
塗料の質も向上しており
「つや」は好みで選んでしまっても
致命的なことにはならないと思います。