春まっさかり。学校でも卒業シーズンを迎え
出会いに別れと、心を新たにされる方も
多くいらっしゃると思います。
思いを馳せる事の多い春ですが、
塗装工事の現場ではこれ以降の季節、自然に
立ち向かわねばならない事が増えてきます。
今回のテーマは「風」。
塗装の現場では強風で何が起こるのか。
また強風に注意が必要な時期と
弊社の対処も併せてご紹介したいと思います。
目次
〇強風で何が起こる
〇春の風
〇秋の風
〇まとめ
〇強風で何が起こる
弊社では、予報で8m/s(1秒に8m進む風速)を
超える風速が出たら、気をつけ始めます。
塗装は建物の「顔」になるところなので
あまりの強風でホコリが舞う中では
塗料に異物が入り混みやすいので
特に仕上げの塗装は出来なくなってきます。
強風時は、シートが飛ばないように
足場に結束したり畳んだりの対処をします。
〇春の風
春と言えば「次第に暖かく」「草木も芽吹き」
「桜が咲き乱れ」といった、穏やかさを
イメージされる方が大半と思いますが
それは錯覚です。春は冬と夏の過渡期なので
雨や突風の日が多くある季節です。
また、花びらが風に乗って塗りたての外壁に
張り付くと大変です。薄くて弱い花びらは
大変取りづらく、そのまま塗りつぶせば
そこが後で膨れてきたりと大変に厄介なもの。
木の近くにあるお宅様においては
春の塗装工事を避けることを考慮する程です。
〇秋の風
秋は花びらではなく落ち葉が厄介もの。
最近ではお庭に大きな木を見掛けないので
楽になりました。秋は春一番のような風は
無いのですが、秋で風といえば台風です。
台風の度にシートの開閉をし、仕上げ塗装の
タイミングによっては、台風「前」の中断さえ
あり得ます。それはもう大迷惑です。
また、関東への台風は約1日で通過しますが
次の日の「台風一過」にも注意が必要です。
一見穏やかですが、かなりの突風が吹きます。
昔は弊社でも作業したりしていましたが、
今は安全を考えて休工としています。
〇まとめ
屋外なので「風が吹くのは当然」と
軽く考えてしまう方もいらっしゃいますが
安全や仕上がりに関わる大事な事と思います。
最後に今年の冬を振り返れば、風も雨も
少なかったので作業の効率があがりました。
弊社としては
思いを馳せるのはむしろ冬でしょうか。(笑)